2020-01-01から1年間の記事一覧

だいぶまえの長久手

~だいぶまえの長久手~実家の畑の用事が中止になったので、長久手文化の家のアイルランドのイベントに行ってみた。 午後からはピーターバラカンさんの講演。 バラカンさんは、たいへん無理のない自然な存在感の持ち主で、彼から紹介されるアイルランドのミ…

だいぶまえの結婚式と熱海③

~だいぶまえの結婚式と熱海③~翌朝のバイキングは豪華だった。 弟ももう一度泊まってもいいと言っているように、家族でいくには丁度いいホテルかもしれない。 ホテルを出ると、まずはススキで有名な仙石原へ行ってみた。 かなりの人で駐車場も遠く、意外と…

だいぶまえの結婚式と熱海②

~だいぶまえの結婚式と熱海②~翌朝、熱海後楽園ホテルのまでドライブをして、雰囲気だけ味わって、一路箱根を目指す。 連休中とあって、峠は行楽中の車やライダー賑わっていた。 芦ノ湖周辺は予想通り渋滞が始まっている。 早めに来てよかった。 せっかくだ…

だいぶまえの結婚式と熱海①

~だいぶまえの結婚式と熱海①~学生時代の後輩に結婚式の受付を頼まれ、栄に向かうが、妻の靴がきついらしく、オアシスで新しい靴を買うことにした。 服が汚れないようにと昼食はお寿司を食べ、妻がメイクと髪を整えに行っている間、アルアビスで一服。 この…

だいぶまえの引退

だいぶまえの引退スポーツニュースで、今年引退したテニスプレーヤーの事をやっていた。 34歳。 自分と同い年でもう一人生を終えている姿は、逆に自分の人生の位置を思わせた。 自分の人生はいくつ目で、どのあたりなんだろうかと。 40歳までに一区切りつい…

まえがき

まえがき言葉が止まらない時がある。 いつからだろうと振り返ってみると、それは高校時代まで遡る。 当時放映されていた、ツインピークスというドラマの中で、FBI捜査官デイルクーパーが、事件捜査の記録をボイスレコーダーに吹き込むシーンがあった。 物…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑨~

~だいぶまえの沖縄⑨最終日、そしてまえがきのまえがきの終わり~最終日は、朝からカヤックを体験。 実はこれが今回一番の発見だったかもしれない。 なりさんにリードされて、水面の上を滑るように進んでいくと、心に静寂が訪れる。 これはもう一度やりたい…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑧~

~だいぶまえの沖縄⑧本部巡り~旅も4日目ともなると、洗濯物がたまってくる。 たまった分を洗うべく、コインランドリー を探すが、なかなか見つからない。 そうこうしている内に、シュノーケリングの時間が近付いてくる。 仕方なく、夜時間があったら行くこ…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑦~

~だいぶまえの沖縄⑦美ら海水族館~4日目の今日は、いよいよ美ら海水族館へと向かう。 開館して間もない時間のはずだが、既に車の列ができ始めている。 しかし、立体駐車場が大きい為か、意外と早く中に入れた。 駐車場から緩やかに坂を下ってゆくと、傾いた…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑥~

~だいぶまえの沖縄⑥沖縄の夜~夕暮れにまどろむ一方で、そろそろチェックインの時間が気になり出した。 一応、島の外周を一周して元の古宇利大橋に戻り、今夜の宿を目指す。 ナビを見ると、パイナップル園の方まで58号で戻るルートよりも、手前のルートを示…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑤~

~だいぶまえの沖縄⑤沖縄北上~三日目の朝は朝食がないので、海沿いにあるドライブインまで行ってみることにした。 ここ店もハンバーガーが大きく、ジュークボックスなんか置いてあったりして、アメリカのにおいがする場所だった。 久々にジュークボックスを…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄④~

~だいぶまえの沖縄④沖縄模様~はたしてサーターアンダギーとナーベラーを、手にいれた一行。 今度はアロマの虫除けスプレーを探しに、右往左往。 街中をうろつていると、やはりどこか別のアジアの中を歩いている感じがする。 その異国情緒は、言葉でははっ…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄③~

~だいぶまえの沖縄③市場とナーベラー~沖縄二日目の朝。 今回の旅は時間がおしいので、少しでも早起きしようという事で二人の意見が一致。 7時前にバイキングへ向かう。 今後の食事を考えて、二人ともここではセーブ気味に朝食をすまし、チェックアウトの時…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄②~

~だいぶまえの沖縄②最初の晩餐~国際通りにある西南ホテルでチェックインを済ますと、早速国際通りへ向かった。 メインストリートは、何だか若者の街といった雰囲気で、若者向けのTシャツやお土産屋が多く、名古屋の若者と見かけはあまり変わらない。 みん…

まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄①~

~だいぶまえの沖縄①那覇上陸~のんびりと起きて、バゲットを朝食に、普段通りの日曜のような過ごし方で、準備をすすめると、初めての沖縄本島へ出発。 出発時点ですでに重い鞄を引きずりながら、駅へ向かう。 普段の通いなれたルートが、今日は違って見える…

まえがきのまえがき~だいぶまえの東京セミナー後編~

~だいぶまえの東京セミナー後編~何となく過食気味で、あまり睡眠もとれずに東京駅に到着。 全国からいろんなものが集まってくるこのコンコースは、なんとなく空気が淀んでいる気がしてしまう。 さっさと会場に近いところへ行こうと思い、案内ハガキを眺め…

まえがきのまえがき~だいぶまえの東京セミナー前編~

~だいぶまえの東京セミナー前編~研修セミナーで、午前から東京へ出発。 一件回ってからでも間に合うだろうと思っていたら、東京に着くのは11:30過ぎでそこから浅草の会場までの移動を考えると、意外に時間が無いことに気がついた。 向こうに着いてから食べ…

まえがきのまえがき~だいぶまえのエイサー~

~だいぶまえのエイサー~豊田エイサー祭を見に、豊田スタジアムへ。 今年で30年目で、かつては自分の地元の中学の近くでやっていたらしいが、中学生の時にそんな祭は聞いたことがなかった。 愛知県内に、こんなにエイサー団がいることにも驚いたが、その集…

まえがきのまえがき~だいぶまえの夏の終わり~

~だいぶまえの夏の終わり~リビングの低いテーブルでは腰が痛くなるので、キッチンで写真集を読んでいる。 わずかに北から南へ流れてゆく風を感じると、その向こうに幾つかの虫の音が聴こえた。 秋はもう始まっているのかと問うと、涼しくなったらか鳴いて…

まえがきのまえがき~だいぶまえの食生活~

~だいぶまえの食生活~朝、マックでエッグマフィンを食べながら、アメリカで生活している気分になってみる。 そしてやっぱり住みたいとは思わない。 オーストラリアでもそうだったが、パンと肉の大ボリューム生活で、自己が形成されると思うと少しぞっとす…

まえがきのまえがき~だいぶまえの地震~

~だいぶまえの地震~明け方5:00頃。 うつらうつらした状態でなんとなく揺れを感じていると、 妻の、 「地震!?」 という声で目が覚めた。 テレビをつけると、静岡を震源に震度6と伝えていた。 5分もしないうちに津波の情報が流れ、ひたすらアナウンサーが同…

まえがきのまえがき~だいぶまえの夏の休み~

~だいぶまえの夏の休み~客先へ向かう夕方4時過ぎの内田橋。 8月のこのくらいの時間の西から照りつける日差しと、夏らしくなってきた空が好きだ。 橋をのぼると見えてくる、南区の町並みと、それを覆う空。 湿った外からの風に、体の暑さが同化すると、なん…

まえがきのまえがき~だいぶまえのことみ~

~だいぶまえのことみ~心の立ち位置がわからない。 抱き合っていてもイライラが引っ掛かって溶け合えない。 以前はなかった、このつっかえ。 君も同じものを感じているの? 最近このつっかえが自分で取れるものかもしれないと気がついた。 でもなかなかそれ…

まえがきのまえがき~だいぶまえの永遠~

~だいぶまえの永遠~写真集や詩の中に、大自然の美を感じる時の感動は、どうしてこんなにも心を自由にしてくれるのだろう。 気持ちがマクロになると、今日のもやもやも、明日への憂鬱も、なんとも愛おしく思える。 この世にある感動を知るとき、人の一生は…

まえがきのまえがき~だいぶまえのことみ~

~だいぶまえのことみ~一日なにもしない。 ただひたすら青い海を眺める一日。 時々散歩したり、キスしたり、そんなのでいい。 ただそこにいることを実感したい。 客先へ向かう途中の電車の中で、一瞬波の音を感じて、窓の外に目をやった。 見えるのは古びて…

まえがきのまえがき~だいぶまえの雲間~

~だいぶまえの雲間~降り止んだと思ったら、また降りだす。 今日は、実りの少ない日になりそうだ。 ipodから流れるソプラニスタの歌声が、 淀んでいた心と体に流れ込む。 心の雲が晴れてゆき、雲間から空が見えた。 目の前の空が晴れたわけでも、自分の立場…

まえがきのまえがき~だいぶまえの恋と愛~

~だいぶまえの恋と愛~誰かが言った。 「不倫はドロドロしちゃダメなの。 それは絶対のルール。 ドロドロとした愛より、さっぱりとした恋の方がいい。」 ドロドロも、さっぱりもどちらも恋だ。 恋はお酒みたいなもの。 軽く酔うか、正気が保てないほど酔う…

まえがきのまえがき~だいぶまえのキャンパス?~

~だいぶまえのキャンパス?~同い年の先輩に連れられて、お客さんと初めて飲んだ。 飲む前は漠然としたイメージばかりで、憂鬱になっていたが、実際にその場にいると、どの想像とも違っていて、自分に足りないもの、心配していたものとは違う、ごく当たり前…

まえがきのまえがき~だいぶまえのツケ2~

~だいぶまえのツケ2~通い先で、また新たに自社での作業が進んでいて、過去のツケがのしかかる。 モヤモヤしながら会社の駐車場に戻ると、車庫入れの際に、大家さんと目が合う。 こちらが急にバックしたせいか、怪訝そうな顔をしている。 その顔が通い先の…

まえがきのまえがき~だいぶまえの独り言?~

~だいぶまえの独り言?~君の持っている狂気は僕も持っている。 人生に現実は必要か、真実は必要か。 君を見ていると時々それがわからなくなる。 人は真実よりも解釈で生きている。 真実が人を幸せにするとは限らない。 歴史においては、事実の部分はまった…