まえがきのまえがき~だいぶまえの沖縄⑧~

~だいぶまえの沖縄⑧本部巡り~

旅も4日目ともなると、洗濯物がたまってくる。
たまった分を洗うべく、コインランドリー を探すが、なかなか見つからない。
そうこうしている内に、シュノーケリングの時間が近付いてくる。
仕方なく、夜時間があったら行くことにした。

シュノーケリングは、子供連れの親子と一緒に瀬底大橋の南側で行われた。
車から見たときは何の変哲もない海辺だったが、シュノーケリングで覗いてみると、サンゴ礁の間にいろんな魚達が泳いでいた。
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そしてなりさんから、手渡されたお麩のような餌を魚の方へ近付けてみると、一斉に白黒の魚達が餌を持っている手に向かってきた。
凄まじい勢いに圧倒されながら、天空の城ラピュタでシータに鳩が群がるシーンを思い出した。
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ケアンズ以来のシュノーケリングだったけれど、やっぱり楽しい。
1日海の充実感を得て宿に戻った。

午後6時、夕暮れが綺麗になってきた頃、夕飯とランドリーを探しに、名護方面へ出かける事にした。
途中、花人逢とかいう、見晴らしのいいカフェを探すことになったが、店へのルートがまたややこしい。
所々にある看板を頼って、車をどんどん山頂に向かって走らせると、ようやくそれらしい場所にたどり着いた。
ちょっとしたガーデンのような入り口を抜けると、東シナ海が眼下に広がっている。
ずいぶんと登ってきた感覚も頷ける高さに、このカフェはあった。
しかしあいにくオーダーの方は、終了していたので、諦めて名護へ向かうことにした。

名護に抜ける途中に天ぷらを買って、すっかり暗くなった道を東へ向かう。
沖縄といえば海のイメージだったので、暗い山道を走るというのが、何か違和感がある。
岐阜の山中でも走っているような気分だ。
しかも帰り道の方だ。
天ぷらをかじりながら、あさひレストランというステーキハウスへ行ってみると、2階の入口から、階段下った1階まで人が並んでいる。
有名店という事か。
せっかく来たので、30分ほど待ってようやく肉にありついた。
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にんにくの香りがたまらない。
肉に自信があって、まずは刺身で食べさせてくれる。
目の前で焼いてくれる光景を動画で撮ったり、楽しみながら食事をする時間になった。
肉の味の違いはわからなかったけれど、一度は並んでみてもいいお店かもしれない。

食べ終えてステーキ臭を纏いながら、再びランドリー探しを再開。
58号沿いでは見つからないので、一本奥へ入ったりして道をさまよっていると、偶然に一件だけ発見。
とりあえず、洗濯物を放り込んで、待ち時間を利用してスーパーへ。

沖縄独自の品揃えで、見ているだけで何となく楽しんでいる自分がいる。
黒糖の種類が多いので、会社へのお土産は、何種類かを小分けして配ることにした。
明日はいよいよ最終日。