まえがきのまえがき ～だいぶ前の冬～

～だいぶ前の冬～

午後から同い年の先輩と現場回り。
二日間を通して、もう補助はいらないじゃないかといわれたが、正直不安で実感がない。
いつか実感と結果が伴う日が来るのだろうか。
もやもやした挙げ句に、結局結論はいつも同じ。
昨日より一歩前へ。
この停滞感が、種となるものでありますように。

一年後の自分へ。
今の自分を、思い出して、そんなこともあったなぁと思えてますか？

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とりあえずブログを始めてみたけれど、
どこから始めるか考えあぐねているうちに、過去の手帳を引っ張り出し始めた。

"一年後の自分へ。
今の自分を、思い出して、そんなこともあったなぁと思えてますか？"

って、
なんかの歌の歌詞かい。
一年どころか10年以上経っていて、
一年後の自分が思い出せない。

振り返って読んでみると、仕事への不安が多いけれど、こんな風に俯瞰して見られるようになったという事は、この感情は過去になったんだろうか。
一つの不安が終わらないうちに、次の不安がやってくる。
その繰り返しで10年以上が過ぎ、
その繰り返しで少しだけ図太くなった。
その間に僕は、現場を同行する側になり、
この時に同行してくれた彼はもういない。
未来は思ってる以上に予測不能だ。
不安も案外あてにならない。
そして今日もまた、新たな不安に苛まれている。
とりあえず、これを乗りきることが出るのか。
できたとして、その先も続けるのか。
不安に囚われながら、その先を考えるようになると、少し不安がぼやける。
いいのか、悪いのか。
この半年を乗り越えたら、次の景色が見えるだろうか。
って、おい、結局同じような事を言ってやしないか。