いつかの待ち

〜いつかの待ち〜

 

朝目覚めて、ネットで体調不良の欠勤で検索すると、雇用側、社員側両方のノウハウが紹介されていて、余計に気が重くなった。

出社前に、一旦カフェに入るが、いまいちまとまらない。

まとまらないが、今日何かを言おうという気になった。

休みが多い事、これに対して管理面で変わっていない事、きちんと診察や検査等してもらう事を伝えた。

本人の反応は、あまり納得していないようだった。

この日は、終始気持ちが閉じているように見えた。

そんな無茶なと思ったかも知れない。

夜上司にも、同じ事を話した。

言わない方が良かったのだろうか。

しかし、言わなければ、どこまでもこのままであったように思える。

様子を見るで、一年が経った。

どちらにも答えはあるのかも知れない。

ただ待つ方では、答えは見つけられなかった。

ならば、一度動いてみよう。

今回の動きは正解ではなかったかも知れない。

動く事での正解は、動いてみないとわからない。

いきなり正解には辿り着けないかもしれない。

あと11ヶ月の中で何ができるのか。

その先の事は考えない。

今やる事をやる。

それだけを、あと11ヶ月続けてみようと思う。