だいぶまえの入院1

~だいぶまえの入院1~

朝5:30頃に目が覚めてトイレに行くと、なんとなくお腹が痛い。
朝方寒かったので、冷えたのかもしれないと思い、百草丸を飲んでまた眠りにつくと、7時頃になってまた痛くなってきた。
ちょっとこれは、病院に行った方がいいかもしれないと思い、妻が病院を調べくれた。
だいたい9時くらいから始まるところが多く、それまで待つことにするが、段々それどころではないくらい痛くなってきた。
119番で救急対応してくれる病院を教えてもらい、妻に車で連れていってもらう。
痛みに広がりがあり、なんとなく盲腸かと思ったが、場所がなんとなく違う気もする。
とにかく得体の知れない中での痛みが余計に不安にさせる。
やる気のない受付を済ましたあと、採血やMRI、診察を受けるが、その間も痛みはおさまらず、それに対する処置もないので、痛みとイライラで痛みを訴える声にも拍車がかかる。
しかも「痛み止めを打つには、血液検査の結果が出ないと打てないので、あと30分から一時間くらい待ってもらえますか」と言われ、待てるわけがないだろと思いながら、のたうち回る。
痛みが増してくると、段々震えが出てきて、妻の心配な感情も伝わってきた。
どうにもならない時間がどのくらいたっただろうか、ようやく痛み止の駐車を打ってもらうが、あまり効いてこない。
仕方なく下剤の痛み止めをいれてもらい、ようやく少し痛みの範囲が縮んだが、まだ痛い。
痛いが尿検査をすれば、尿道結石がどうかわかると言うので、なんとかトイレで絞り出す。
レントゲンの結果と合わせて、恐らくは尿道結石が大腸と小腸の繋ぎ目のところにあるとか何とか、という診断が出て、入院する事になった。