まえがきのまえがき ~だいぶ前のアメリカ~

~だいぶ前のアメリカ~

ミスドで席を探していると、「What that's friend」が流れ始める。
そういうサイクルなのか、この時間にくるといつも流れている気がする。
アメリカに対して何の疑いもなかった頃の気分がよみがえる。
あの頃、確かに僕はこの世界の少し先に何か憧れのような場所があると思っていたように思う。
それは自由に対する憧れのだったのかもしれない。